NARA.M

音楽業界からコスメの商品開発へ転身。
求めている人物像は、「自分らしさを大事に、自分に出来ることを考えられる方」
 

PROFILE

NARA.M

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執行役員・マーケティング本部長

ミュージシャンを経て、2015年商品企画部配属でカラーズへ入社。ARGELANを担当後フレグランスの商品開発を担当し、TOBALIやTHOUSAND COLOURSのブランドディレクターを務める。2023年よりマーケティング本部長として、自社ブランド全体の戦略を統括する。

創業社長の考えに共感し、カラーズへ入社

20代の頃は音楽業界にいて、バンドでベーシストを務めていました。今後の人生を考える中で、30歳を機に違う道を歩もうと決心。以前から興味のあったモノづくりの世界に進みたいと思ったのです。

代表の橋本さんとは音楽フェスなどを通じて以前から面識がありました。「オーガニックコスメで人々の意識や社会を変革したい」という橋本さんの考えに強く共感し、「この人と一緒に仕事をしたい」と思ったことがきっかけで橋本さんに直談判してカラーズに入社しました。

商品企画の仕事について

カラーズに入社してからは、商品企画をメインに担当してきました。その中でフレグランス商品のTHOUSAND COLOURSの前身ブランドであるTOBALIは立ち上げから携わり、ブランド全体のコンセプトづくりから個々の商品の企画開発、マーケティングや宣伝広告まで、マーケティグ、ブランドの構築、商品企画全般を手掛けてきました。

もちろん、私にとって香水の商品企画は初めての経験ですし、もともと化粧品や香水について特別詳しいわけでもありません。そこで、まずは市場をリサーチし、世の中にどんな商品が出ていて、どんな商品が消費者に受け入れられているかを理解することから始めました。香水や精油、香りの文化についても勉強しました。

そうやって専門知識を身につける一方で、これまでの人生で経験してきたことも役に立ちました。バンド時代、グッズの制作にも携わっていたので、自分が伝えたいイメージを商品にどう落とし込んでいくか、というモノづくりのコツのようなものは体得していました。また、何かを表現する、というクリエイティブの意味では、音楽も商品企画も相通ずるものがあります。自分の知識と経験を総動員して、現場で実践しながら体系的・感覚的につかんでいく感じで、仕事を覚えていきました。

商品企画の仕事で一番大事なのは、その商品を通じてお客様にどんな価値や魅力、メッセージを伝えたいか、というコンセプトを明確にすることです。コンセプトさえしっかりしていれば、あとは実際の商品開発や宣伝広告に携わるスタッフと協力して、それを具現化する商品を作っていけばいい。たとえ専門的な知識がなくとも、現場で鍛えられながら、できるようになる仕事だと思います。

自社ブランドの価値を最大化するために
ブランド戦略室を発足

2023年からは、マーケティング本部内のブランド戦略室の室長も務めています。これは組織横断的な部署で、異なる部署のメンバーで構成されています。それぞれの自社ブランドを1つの事業として捉え、長期的な視点から大きな指針に基づいて、戦略的にブランド運営を行っていくことを目的に発足しました。

私の役割は、各ブランドのチームメンバーが、消費者に喜んでもらえる商品を生み出すには何を考え、どう行動すればよいかを考えるための共通認識や指針を策定することです。例えば、THOUSAND COLOURSは「記憶と本能から『希望』を生み出す香水」、ヘアケア商品のTHE PUBLIC ORGANICには「現代女性の心身をときほぐすホリスティック精油美容オーガニックコスメブランド」というコンセプトがあります。各ブランドのコンセプトに沿って、ブランド価値を最大化する商品企画、開発、販売計画やマーケティングを担当者が各自で考え、実践できるようにサポートし導くことが、私の仕事です。

いまは時代の変革期にあり、人々の価値観も、市場を取り巻く環境も目まぐるしく変化しています。そうした変化の激しい時代にあっても、社員たちがぶれずに判断・行動し、カラーズがカラーズらしく成長していくことを願っています。

求めているのは、「自分らしさ」を大事にし、考え、
当社のビジョンに共鳴してくれる人

私たちが求めているのは、自分らしさを大事にして、社会や世界に対して自分は何ができるのかということを考えている人、当社のメッセージに共感し、仕事を通じて自分たちらしいメッセージを発信していきたいと考えている人です。

当社は「希望に生きる」をビジョンに、国産オーガニックコスメの企画開発を行ってきました。今後はさらに、消費者の行動変容をも促す商品を送り出していきたいと考えています。

ナチュラル&オーガニックコスメを通じて、地球環境問題や格差・貧困など世界が抱える課題にアプローチし、環境、時代、社会、人々の生き方をよりよくアップデートしたい。

このビジョンに共感してくれる人たちと、一緒に新しい未来を作っていきたいと考えています。